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公募 京都芸術センター2009を見て。

この展覧会は、京都芸術センターが開館した2000年に、
若い作家の才能を発掘、支援するために始まった
公募展の2009年度版のようです。
先週の金曜日、奥さんと京都を回っている時、
おどろくべき出会いに遭遇しながらも、
最後に、これだけは見ておきたいと閉館すれすれに
飛び込んだのであります。

Dsc03803


まずは、ギャラリー南。
鷲尾華子氏、水谷晃子氏のユニットclipperによる
「アウトライン〜電車編」であります。
古びた廊下をギシギシ鳴らしながら、扉を開くと。
人、人、人の張りぼてが、奥が見えないほど、
無数に吊り下げられていて、
中へ入ろうにも、人を押し除けなければ入れませんでした。
満員電車を表現しているのでしょうが、
扉付近に人型が集中していて、
なんとか中へ入ろうと身をひねり、回転させ、また身をよじる
自分の滑稽さが脳裏に浮かび、思わず大笑いしてしまいました。
それにつられて、奥さん、会場のスタッフさんも笑いだし、
どうやら作家さんたちの思うつぼにはまってしまったようです。
人型をよく見ると、老若男女さまざまな顔の表情があり、
これまた、それぞれの人生を思わずにはいられない作品でした。

Dsc03804

おつぎは、ギャラリー北。
井上唯氏の「虚空に浮かぶ月」であります。
こちらは、先程までの喧騒とは、一転。
裸電球ひとつだけの薄暗い世界のなかに、
和紙を織り込んだ織物を仕切りにして、
内と外の世界をつくりだしておりました。
時間があれば、しばし、瞑想にふけるのも面白い。
こちらも、スタッフさんとお話ししましたが、
お客さんに「こんにちわ」のあいさつもしないように
作家さんから言われていたそうです。
それも納得できる
いい意味で、静寂と無を体感できる空間に仕上がっていました。
京都芸術センター
2月22日(日)まで開催中です。

Dsc03805

Copy by man.
奥さんこと、荒木啓子のkeiko web gallery

そして、ブログ

2月23日(月)〜3月19日(木)まで
JR京都駅前商店街ポルタにて、荒木啓子 立体作品展開催します。

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