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自刻像を造るワークショップ、2日目の風景ー後編。

それでは、後編であります。

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まずは、お昼からの木村敏先生のお話でありますが、
もっとも興味深かったのは、
“zoe(ゾーエー)”と“bios(ビオスorバイオ)”の関係でありました。
biosは、個性的生物=有限なる固体生命。
zoeは、全体的な存在=絶えることのない生命。
この関係性を語りだすと、僕もしっかり理解していないだけに
とんでもないことを書いてしまいそうなので、
もし、興味を持たれた方は、木村先生の著書をお読みになることを
おすすめいたします。
それと、もうひとつ。
「作られたものは
作るものを作るべく
作られたのである」
哲学者 西田幾多郎氏の言葉を引用して、
この言葉に込められた意味を説いていただきました。
やはり、コピーライターですね。
表層に現れる言葉だけは、しっかり覚えているもんです。
他のことは、右から左だったのですが。(すいません。)

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というような“理論から自分を見つめる”お話をお聞きした後は、
いよいよ、自刻像をシリコンで型取りする作業へと
入っていったのであります。
これは、いままで椅子に座り、ひたすら粘土と格闘する作業とは違い
立ち上がって動きながら作業を行うため、
お隣さんやお向かいと、和気あいあいと語らいながら、
シリコンをボタボタ落としながらもテキパキ作業は進んでいきました。
中には、時間が迫ってきても作業が終了せず、
見かねた今村先生に手助けされた
大きなひまわりのような自刻像さんもありましたが。それでも、
夕方5時には、みなさん、シリコンの2度塗りまで完了しました。
後は、一週間後。
次回は、午前中にガーゼをペタペタ張り、より強固な型取りを行い、
夕方には、いよいよ、石膏の流し込みを行うようです。
「今回は、大変だったねぇ」
「慣れないから、あわてたねぇ」と、
みなさんと話していたら、
「次回は、もっと大変です」と、先生。
15日は、
気を引きしめて、行ってまいりましょう。
では、つづきは、また来週。
(前回までの記事は、新カテゴリー
「自刻像を造るワークショップ」をご覧ください。)

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それにしても、今回。
会場準備をされたり、毎週違う作品を持ってこられたりしている
今村先生&ノマル&ゴテビのスタッフさんたちが、いちばん大変です。
しかし、観る側としては、美術館クラスの作品を間近で鑑賞でき、
非常にうれしい限りではあります。
作品鑑賞&講演会は無料ですので、お近くの方は、ぜひ、どうぞ。
次回15日の講演は、
「『わたし』の受動性を考える」13:00〜
前野隆司氏(慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授)です。

Copy by man.
奥さんこと、荒木啓子のkco web gallery

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