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存在する。ことの意味。

昔、音楽にはまり込んでいたころがありまして、

明けても暮れても、どっぷり浸っておりました。

その頃は、インターネットなんてありませんからね。

音楽雑誌か、ライブハウスか、

仲間ぐらいからしか、最新情報が入りませんでした。

ですから、ほぼ毎週、バイトで稼いだ金を握りしめて、

輸入盤屋に通い、新着レコードを、

ジャケットの印象だけで選んでおりました。

(カンだけが頼りであります。)

Dsc02008

今回、観にいった「CONTROL」という映画で

取り上げられた「ジョイ・ディヴィジョン」というバンドも、

そんなジャケット越しの出会いでありました。

Dsc02007 

はじめて聞いた時は、

なんとも沈鬱で暗く、重い。

うっかりしていると、

真っ暗な闇に引きずり込まれて行きそうな、

そんな深みのあるサウンドでありました。

僕は、しっかり引きずり込まれてしまいまして、

朝から晩まで聞いておりました。

それも、雨戸を閉め切ってであります。

しばらくの間、完全に引きこもって聞き続けておりました。

Dsc02006 

そんな暗闇から、少しずつ少しずつ

脱しようとしていた20歳の初夏、

「ジョイ・ディヴィジョン」のリード・ボーカル

イアン・カーティスが自ら命を絶ったと

知人からしらされました。

まだ彼は23歳の若さであります。

「なぜ自ら存在を消し去ったのか」

その謎に迫るのが、

未亡人となった方の手記をもとに製作された

CONTROL」という映画であります。

Dsc02005 

ストーリーや背景は、

ホームページ等を見ていただければ分かるので

触れませんが。

ひとりの悩める多感な青年として

取り上げられていたのには好感が持てました。

(どんな有名人でも、人間ですからね。)

当時は、ほとんど日本では無名のバンドでしたから、

彼の存在は、数枚のレコードと何枚かの写真でしか

知りえませんでした。

28年の歳月を越えて、ふたたびこうして出会えたことは、

ヒジョーに感慨深いことです。

Dsc02004 

僕も、あなたも、

いまここに、そこに、存在しています。

そして、誰かの影響を受け、誰かに影響を与えている。

それは、死によって途切れることがあるかもしれないし、

誰かの手や声によって続くのかも知れない。

Dsc02001 

Copy by man.

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表参道ヒルズ西館 1F ギャラリー80

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