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五百羅漢か、五百裸体か。

昨日は、ひさしぶりに

ゆっくりとギャラリーをまわることができまして。

いろいろ見たり、聞いたりしてまいりましたよ。

そのなかから、本日ご紹介するのは、

千光士誠さんの「無名の集団」であります。

Img_3203 

タイトルは、名もない市井の人々を意味しているのですが。

無名であっても無力ではない。

一人ひとりの人間には、同じだけの力があり、

それを作家として見つめ直すことで何かが変わるのでないか。

と考え、形にされたそうであります。

Img_3205

平面作品なのですが、古典的な石像の羅漢のように配置

することで、人物の普遍的な展示を試みたそうです。

さて、さて、さて。

僕はというと、京都や、岩手の遠野で見た

五百羅漢を思い出しておりました。

京都の羅漢さまは、非常に温和な顔をされておりまして。

遠野の羅漢さまは、非常に険しい顔をされておりました。

あやふやな僕の記憶をたどると、

それぞれ疫病や、飢饉などの災いを祓うために

僧侶が彫られたものだと思うのですが、

地域によって、これだけ表情に違いが現れるのかと、

感じ入ったことがありました。

今回の作品群、見ると、

人物の輪郭は、激しく強く描かれているにも関わらず、

いづれの作品も眼がやわらかい。

作者の人柄でありましょうかね。

12体だけでも、存在感は、十分にありましたが、

いっそのこと五百裸体を作ってみるのもいいかも知れない。

それを、体育館やホールのような広い空間で

見てみたい気になってしまいました。

千光士誠「無名の集団」

ギャラリーwks

618日(月)~630日(土)

11001900(土曜・最終日は1700まで・日休)

http://www.sky.sannet.ne.jp/works/index.html

Img_3206 

Copy by man.

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