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まだまだ、足りない。2

では、では。

昨日の続きからであります。

ふと、えらく長いまくらを書いてから、

なにかいいたとえ話はないかしらん。

と、思っていると、ひとつありました。

それは、以前、ある洋菓子チェーンの広告販促物を

10年ほどタッグを組んでやっていたデザイナーDさんの

ことを思い出したからであります。

このDさん、僕のプロダクション時代の大先輩であり、そして

なんとも気難しい方でありました。

(でも、後から気づいたのですが、

性格は、いたってチャーミングな方なのでありますよ。)

僕は、この直扱いだった洋菓子チェーンを

プロダクション時代に7年、

フリーになってから10年、

17年、企画&コピーを担当していたことになります。

この17年の間の約10年ほど、

デザイナーDさんと、プロデューサーIさんの3人で

トリオを組み、仕事をやっておりました。

以前から、このDさん。

仕事はしっかりできるんですが、融通が利かない。

特にDさんとIさんは、しょっちゅう大声出しながら

殴りかからんばかりの意見交換会

(横から見ると大喧嘩)をしておりまして。

会社のみんなも、「あぁ、またやっとるわ。」的に、

傍観しておりました。

僕も、はじめは嫌だったんですよねぇ。

なんで、ここまでやりあうんやろぉ。

はよ、話を進めようなぁ。と、

嵐が去るのを待ちながら思っておりました。

なんせ、初めのころは、僕にも反対意見ばかり出すし、

(もう、ええやん。そのくらいのこと。)と、

内心思っていたことも多々ありましたね。

でも、僕が腹を据えて書いたコピーには、

思いっきり賛同してくれたりして、いい意味で、

しっかり自分を持っていた方だったんだと思うのです。

そんなDさんは、打ち合わせのときも、

説明下手のせいか極論から入るクセがありまして、

だれが見てもシロだろ。と思う場面でも、

クロだよ。クロ。クロにしなきゃぁ。と言い放つため、

まとまりがつかない。議論を持ち越すことも、しばしば。

時間がないときは、ほんと困った問題でした。

でも、ね。あるとき気づいたんですよ。

一方向しかない。なんて、ありえないじゃないかと。

それは、広告だけに限ったことじゃないですよね。

ものを考えるときに、

みんながそう言うから、それでいこう。

と、安直に乗っかってしまうと、

自分がなんだか流されているような

気持ちになりませんかね。

たぶん、Dさんは、それが嫌だったんだと思うんです。

だから、Dさんが反対意見を言うときも、

みんなを困らせてやろう。なんていう邪心じゃなく、

ただ単純に自分が納得できない。から、だったんです。

納得いかないから、違う方向を向かせて、

ぜんぜん違う議論をしてみたい。

そんな思いを、こちらが冷静に受け止め、

さらにDさんの話を掘り下げて聞いていくと、

その発言の向こう側に、何かが潜んでいるんですよね。

Dさんが自分ではまともに解説できなかった

ある重要なアイデアの核のようなものが見えてくるのです。

何か釈然としない。何か心に引っかかる。

そんな自分がいて、納得できていないまま、前に進むのが

嫌だったんじゃないかと、Dさんと付き合うほどに

思えてきたんですよね。

と、まぁ。ここまで書いてきて、

また、えらく長いつなぎを書いていることに気がつきました。

すいませんね。なかなか、たどりつけなくて。

また、明日。もう少し、つづきを書きます。

ゆるしてくださいね。

では、では、では。

Dsc00543

先日、お約束した

ある広告代理店のプレゼンルームです。

なかなか立派でしょ。

こっそり、お見せしてしまいましょう。

でも、どこかとは言いませんよぉ。

クレームついたら、すぐ撤去しますよぉ。

Copy by man.

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